フードコーディネート研修を受けました!

2022年3月8日、フードインストラクターの久保美穂子さんによるフードコーディネートの研修をエアグラウンドのスタッフと大学生インターン7名が受けました。その模様を加藤真心(関西国際大学)がレポートします!

講師の久保美穂子さん

久保さんのお仕事とは

フードコーディネーターの仕事の一つに、料理番組や映画、ドラマなどに出てくる料理を、おいしそうに見せるためにセッティングをする仕事があります。撮影現場でのモデルは人ではなく料理になります。

久保さんはNHKや東映を中心に、たくさんのテレビ番組や映画作品でお仕事をされています。特に私が興味を持ったのは有名な映画作品です。数多くの番組に関わっておられるので、もしかしたら皆さんも一度は久保さんの手がけた料理を目にしたことがあるかもしれません。

久保さんのこだわり

久保さんが普段教えるときは7回に分けて伝える内容を、今回の研修では1回に凝縮して教えていただきました。特に一番印象的だったのは、プライベート以上に仕事に情熱を注いでいるところです。仕事で納得がいかないと落ち着かないという久保さんには、こんなお話がありました。

テレビ番組でフードコーディネートをする際、とある芸人さんの料理を置くためのランチョンマットに悩み、夜も眠れないほど考え込んでいました。そこで久保さんは無地の布を使って作ってみることにしました。そして収録当日に芸人さんが選んだのは、久保さんが作ったマットだったそうです。 

そのほかにも、プライベートの時間に仕事用の食器や撮影用のレフ版に使えそうなお菓子の箱を見つけては購入するというお話を聞き、仕事に対する姿勢に衝撃を受けました。私にとって、どんな社会人になりたいのかを考える良いきっかけになりました。

久保さんがデザインし、筆で模様を描いた料理を置くためのランチョンマット

実際のフードコーディネートに挑戦!

私たちは折り紙を使って箸入れを作り、その後、「誰か相手をイメージし、その人のためにする」点に注意してポテトサラダをコーディネートし、撮影しました。

Aはエアグラウンドスタッフがフードコーディネートをしたポテトサラダで、Bは久保さんが手直しをしたものです。何が違うかわかりますか?

BはAに比べてサラダに色が増えたことに気付きましたか?これは久保さんがお箸でハムやニンジンを見えるようにしたからです。色の付いたものを表に出すことで、サラダがカラフルになりました。

一番印象的だったのは、エアグラウンドの社長のサラダです。

畠中社長にテーマを聞いたところ、ロシアのウクライナへの侵攻が一日も早く終結することを祈って盛り付けたとのこと。箸袋のデザインやランチョンマットはウクライナの国旗をイメージし、ポテトサラダをハートの形にして平和を表現したそうです。

社長の思いが届き、侵攻が早く終結することを私も願っています。

みんなの作品

参加者それぞれが箸置きや布、皿などを選んでポテトサラダを盛り付けた作品です。

研修を受けた感想

参加者の感想です。

・大学生インターン 女性

普段、何気なく見ていた料理番組の撮影に、数え切れないほどの工夫がされていることを知り驚きました。

久保さんは、フードコーディネーターではなく「フードインストラクター」というそうで、その肩書きは師匠からいただいたものだそうです。誇りを持って仕事に取り組んでいる姿勢がうかがえました。 

・大学生インターン 男性

フードコーディネートには、準備から撮影環境まで強いこだわりがあり、プロの仕事は繊細だと改めて認識しました。一皿につき、1時間かかっているなどのお話も聞いて、撮影のためにものすごい時間と労力がかかっているんだなという驚きもありました。 

・エアグラウンド スタッフ 女性

講義はあっという間に終わりましたが、テレビの現場のお話などを聞くとものすごいスピードを求められていることに驚愕しました。

 ・エアグラウンド スタッフ 女性

ランチョンマットを自作したと聞き、使う人のことをたくさん考え、その人に合ったものを買うことに加え、作ることもあるところに驚きました。

また、フードコーディネーターの仕事は、食べ物の盛り付けだと思っていたのですが、それだけではなく皿やランチョンマット選びから始まっているということも今回知ることができました。

・エアグラウンド スタッフ 女性

アクリルビーズやレフ板(光を反射させる道具)など、撮影の道具がたくさん揃っていたことに驚きました。また、器やランチョンマットを用意するだけでなく、場合によっては自分で布の模様を描くこともあると聞いて、仕事へのこだわりを感じられました。

おわりに

私は元々「フードコーディネーター」という職業があるのは知っていましたが、どんなことをするのか細かくは知らなかったので、今回、久保さんの研修に参加したことで、とても興味を持ちました。

エアグラウンドは撮影の仕事を進める中で、今後はフード写真の撮影にも今まで以上に力を入れていくと畠中社長が話していました。